〔提言〕 「易姓革命の必要性」

 

本紙イアーブック(日本名犬年鑑)第20刊に於いて、専制独走するJKCには「易姓革命」が必要である旨を提言し、

詳細はインターネットでと序文で約しました。ここに、その必要性について触れることにします。

 

「易姓革命」とは、『天は徳の高い者を天子として万民を治めさせ、子孫相継ぐが、もしその家(姓)に「不徳」が出た

場合は、その命を改めて別の家(姓)の者に下す。』とする中国古来の政治思想のことで、このことは、今まさにわが

国の直面している諸問題について「小泉革命」が、国民の87%に及ぶ支持と期待がある現況と酷似していると考え

ます。

 「不徳」とは道徳にそむくこと、法にそむくこと、と辞典にあり、万民をJKCの会員に置き換えて論理を進めます。

「不倫」は道徳にそむくことであり、法はJKCの定款諸規定(程)を指す、ここでの意図する論拠、論理を容易に理解

できるでしょう。最近の出来事について論を進めます。

 

@    不正、不倫旅行等を告発した者を懲戒した。

A    法に違反がある。

 

上記二項に充分にあてはまる顕著な例をいくつか示します。

 

@    の例、公費流用の不倫旅行、審査上の不正を告発した前理事らを懲戒(5〜2年)権利停止)したことは家庭犬に

発表があります。

入手した資料によると、ブロックの海外研修旅行が実際はブロック長の公費流用の不倫旅行となり、審査上にも不正

があったことを連合会が告発し、執行部に不信任決議を提出し罷免を求めたことが、逆に懲戒を受けた例。

 不倫は「不徳」であり、人の道に反し、告発は正義です。即ち法は正義であり、それにそむくことは、正義が失われ

法が曲げられ「不徳」があることは論を待ちません。

 もっとも、理事長自身に不倫のキャリアがあり、被告発者は理事長を理事に選んだ者(選考委員)で、自身を親父と

呼ぶ親しい関係(と告発文にある)のブロック長、審査長の要職(これは自身が任命する逆の相関)にあり、自身に責

任と類が及ぶ。

 

 JKCは「反社会的行為」を新たに懲戒規定に入れたようで、最近の「家庭犬」に二年の懲戒にした例が載った。反社

会的行為とは、オウム新法に見る用語であるが、この例は未成年の子女暴行とかで服役中であると聞く者のようですが、

ドッグショーを開催、終了後に酒酔運転で追突、炎上死させ服役中と聞く者への処分や、最近漸く死刑の一審判決が出た

者、また北海道ブロックでブロック長と理事が出陳者に暴行し、被害届けの出た事件の処分は全くない。これらは「反社会

的」行為ではないのだろうか。

 別の社団法人の審査員長(この団体では審査員のトップ)が更迭(辞任)されたと聞く事件があり、要因は審査員のモラ

ルに欠ける(買春とか)ことによったもののようで、審査員のモラル(不徳)追求はJKCとこの法人とでは同じ認可法人で

ありながら、すべての処分にその軽重さを含めて格段の差があると感じます。

 JKCの「家庭犬」には毎号、ほとんどの出陳目録に「出陳者の申し入れ、審査の不正・・・は厳罰にする」と特記されます。

しかし、実際にそうした事件の処分懲戒の発表例はなく、また、他の社団法人の犬の登録団体に於てはこうした記載文の

会報、出陳目録の類例は披見しませんし、こうしたことがあるから毎号に特記するのであって、まことに不思議な団体と化

しています。

 

A    項について

この項に相当する多くは本紙フォーラム特集号(206号)にまとめてあり、会計上の問題について役員報酬、役員退職慰

労金について別掲(コンテンツ:TOPICS)してありますが、ここでは、会計上の不正疑惑、不透明さに限定し、いくつか

例示します。

イ、  本部主催のアジア展の会計報告(明細)がない。

ロ、  毎年度の収支決算報告がない。

このことは、会報「家庭犬」での会計報告・決算報告がないことを言っているのであって、ほとんどの社団法人では会報

に於て詳細を報告し周知せしめています。このことは、高額な収支を伴なう事業については会員に周知せしめる必要性

を論じているのです。

 例えば、本年のアジア展では3万1,000人を超える(1,500万円超)有料入場者があった

旨を家庭犬の直近号で報じ、これは福祉基金とすると記します。前年(2000年)のアジア展では3万7,000人を超

えるギャラリーの入場があったと報告しますが、この年度の家庭犬には東京都福祉局50万、日本赤十字社に100万寄

付との記事を見るのみで、決算書に「福祉基金」の項は見当りませんし、これは入場料収入の1割にも満たない数値です。

なほ、家庭犬で発表される予算書の福祉事業引当金とは科目が異なり、事業収入でなければなりません。

 

家庭犬本年3月号に、異例の半期分の「貸借対照表」が載っています。既に発表(コンテンツ:TOPICSで)の役員退職

慰労金の引当金が「ゼロ」になっていることに気がつかれるでしょう。そしてJKCでは任期満了毎に役員の退職金が支払

われる仕組に気付き、更に福祉基金の残高の有無が全く記載されていないことに注目しなければなりません。

つまり、入場料はアジア展の運営費には含まれていないものであり、会計処理上の問題点、不透明さがあると指摘してい

るのです。会計数字に詳しくない方のために少しく説明すると、各種引当金は、いま流行の銀行の税金導入による貸倒引

当金等を損金計上している「特別勘定」に相当し、社団法人では正味資産増減表の添付が義務付けられています。JKCで

は、この正味資産増減表(追って発表)も家庭犬での発表はありませんが「総会資料」では発表されますのでこれに注目

すべきです。

FCI展を主催するブロックの、特に、駐車料(規定外の)や入場料が福祉寄付を名目に行われ、この収入が視察研修を名目

に役員かの海外旅行費用に流用されている疑いは濃厚であり、@項での不倫旅行はこれに該当するものと指摘し、組織役

職者の「不徳」をかばい、不公正な懲戒権等の発動はまさに「易姓革命」の必要性がある旨を提言するに値するものといわざ

るを得ません。理事長ほか公選制をとり入れるべきです。

 デフレ不況と言われる今日、出陳料の値上げが、なぜ、どうして必要なのか、また登録料の値上げがなぜ必要なのか会員

諸氏自身のために、ここに530日に開催される総会で質議・論議すべき事項の一部をいま少し追加します。資料は少くとも

二週間前にはクラブ代表に届くべきで届くでしょう。

@    入場料収入が福祉基金に計上されているか否か。

A    本部展の収支が決算書にどう記載されているか。

B    各種引当金(福祉を含む)が適正に引当てられているか。

C    会計科目の透明性について

上記会計上の項目について、JKCに提供を求め(社団法人には応ずる義務がある)検討されることをお薦めします。海外研修、

日本犬振興等の引当金の10年分の資料は追って発表します。

 

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